生涯研修委員会(生涯研修センター)の役割

社会福祉士は、生涯にわたって「社会福祉士としての専門性」を追求し、現実の福祉課題に対応できる実践力を身につけていくことが必要です。
当センターは、日本社会福祉士会の生涯研修制度と認定社会福祉士制度と連動しながら、会員一人ひとりが専門職としての価値、知識、技術の水準の維持向上を図っていくことを目的として、他の委員会企画の研修会等との関係調整を図りながら研修会を実施します。
基礎研修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの開催に加え、スーパービジョン研修や年間研修計画の立案、分野横断的研修の企画・開催準備を進めています。

生涯研修制度とは

生涯研修制度は社会福祉士として相談援助の仕事に就いているかどうかにかかわらず、鳥取県社会福祉士会に所属する社会福祉士を対象とした研修制度です。
今日の社会福祉の課題を解決するために、会員の自己研鑽の継続性を確保し、研修を通じて会員相互の連携を図ることによって、会員及び本会の力量を向上していくことを目的としています。「基礎課程」と「専門課程」の2つの課程で構成され、それぞれの課程には「課程修了」という区切りを設けています。

出典:公益社団法人日本社会福祉士会 社会福祉士生涯研修手帳2018年度版(生涯研修制度の体系)

基礎課程

「基礎課程」は、鳥取県社会福祉士会に入会してはじめに受ける基礎研修で構成される課程です。基礎研修Ⅰ、基礎研修Ⅱ、基礎研修Ⅲの順に決められたカリキュラムを受講し、全てのカリキュラムを修了すると、基礎課程は修了となり、専門課程に進みます※1

※1基礎課程修了前であっても、働いている分野で必要な研修についての受講を妨げるものではありません。それぞれの研修の受講要件をよく確認のうえ、必要な研修を受講してください。

基礎研修Ⅰ
権利擁護法学系科目
  • 倫理綱領・行動規範の理解
  • 社会福祉士の倫理綱領の実践適用
SW理論系科目Ⅰ
  • 社会福祉士としての専門性について考える
  • 社会福祉士に共通する専門性の理解
社会福祉士会独自研修
  • 社会福祉士会のあゆみ
  • 日本社会福祉士会、都道府県社会福祉士会の組織
  • 生涯研修制度
基礎研修Ⅱ
権利擁護法学系科目
  • 社会福祉における法
  • ソーシャルワークと権利擁護の視点Ⅰ
  • 社会福祉士における法Ⅱ
  • ソーシャルワークと権利擁護の視点Ⅱ
地域開発・政策系科目Ⅰ
  • 社会資源の理解と社会資源開発
  • 連携システムの在り方とネットワーク構築
  • 地域における福祉政策と福祉計画
  • 社会福祉調査の方法と実際
実践評価・実践研究系科目Ⅰ
【実践研究の方法】
  • 実践研究の意義と方法
  • 実践研究のための記録
  • 実践評価の方法
  • 実践研究発表の方法
人材育成系科目
  • スーパービジョンとは
  • スーパービジョンのモデルセッションを見る
  • スーパーバイジー体験
SW理論系科目Ⅰ
  • 相談援助の視座と社会福祉援助の展開課程
  • 実践のためのアプローチ(ソーシャルワーク実践理論・モデルから学ぶ)
  • 自立生活支援とコミニュティソーシャルワーク
  • 実践事例演習Ⅰ
基礎研修Ⅲ
権利擁護法学系科目
  • 意思決定の支援
地域開発・政策系科目Ⅰ
  • 地域における福祉活動の実際
サービス管理・経営系科目
  • 社会福祉の組織と組織マネジメント(職場コーディネート)の意義、会議運営
  • 福祉サービスにおける質の評価とサービスマネジメント
  • リスクマネジメントと苦情解決システム
  • 事例研究(苦情、リスク、サービス評価)
実践評価・実践研究系科目Ⅰ
【事例研究の方法】
  • 対人援助と事例研究
  • 事例研究の基本枠組み
  • 事例研究の方法としてのケースカンファレンス
  • 事例研究のための事例のまとめ方
  • 模擬事例検討会
人材育成系科目
  • 新人教育プログラム
  • スーパービジョンのモデルセッション
SW理論系科目Ⅰ
  • 実践事例演習Ⅱ
社会福祉士会基礎研修Ⅰ~Ⅲ

基礎研修Ⅰ~Ⅲは認定社会福祉士認証・認定機構の認証研修としての単位※2も認められています。

※2すべてのカリキュラムを修了すると、認定社会福祉士の認定申請に必要な共通専門科目 10 単位(8科目)も満たすことができます。

基礎研修申込等の詳しい内容は研修会一覧よりご確認ください。

専門課程

専門課程には、社会福祉士として共通に必要な内容である「共通研修」と、特定の領域による専門的な内容である「分野研修」とがあり、専門性の向上にはバランスのよい受講が望まれます。基礎課程と異なり、決まったカリキュラムを履修するのではなく、受講に関してご自身で研修計画を立てて進めていきます。

スーパービジョン

生涯研修制度では、スーパービジョン実績を研修単位とします。スーパービジョン実績とは、所定の手続きに則って行われた実際のスーパービジョンを研修単位としていくものです。
スーパービジョン実績研修単位として認められるには、認定社会福祉士認証・認定機構に登録されたスーパーバイザーと認定社会福祉士認証・認定機構が定める方法に則ってスーパービジョンを実施することが必要です。
スーパービジョンは1年間に年6回以上、1回あたり1時間以上行うことで、認定社会福祉士認定申請に必要なスーパービジョン実績の2単位となります。5年間行うことで、10 単位となります。

※これより外部のウェブサイトに移動します。

認定社会福祉士制度とは

生涯研修制度は専門職として必要な知識を習得するための自己研鑽を支援することを目的とした本会の制度ですが、これに対し、習得した実践力を担保することを目的とした「認定社会福祉士制度」があります。
認定社会福祉士制度は、公平性・透明性を担保するために特定の組織・機関から独立した第三者組織である認定社会福祉士認証・認定機構が運営する制度です。
社会福祉士の実践力に応じて、「認定社会福祉士」と「認定上級社会福祉士」の2段階の資格を設定し、認定は認定社会福祉士認証・認定機構が行います。
認定社会福祉士を取得するためのルートは、スーパービジョン、共通専門、分野専門の単位をそれぞれ 10 単位ずつ取得する通常ルートの他に、複数設定されています。

認定社会福祉士登録者

2019年4 月1日現在、認定社会福祉士登録者は953 名です(内、鳥取県社会福祉士会 会員12名)。

※これより外部のウェブサイトに移動します。

鳥取県社会福祉士会の主な主催研修

生涯研修委員会・生涯研修センター

  • 基礎研修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • スーパービジョン※3

※3実施準備中です。2018年2月現在、当会所属の認定社会福祉士認証・認定機構登録スーパーバイザーは7名です。

各種委員会及び権利擁護センターぱあとなあ鳥取 企画研修

鳥取県委託研修

  • 高齢者虐待対応現任者研修
  • 障がい者虐待防止等研修

ブロック研修(東部・中部・西部地区 企画研修)

西部地区研修会『医療・介護・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定に備える』
組織委員会企画『鳥取県社会福祉士会の未来をつくるキックオフミーティング』