202136()に西部地区研修会と保健医療委員会のコラボ企画研修会を開催し、40名を超える会員の皆様にオンラインにて参加をいただき盛会裏に終了いたしました。この度の研修会は、新たな試みとして、これまで西部地区研修会で培ってきた会員ネットワークと、保健医療委員会が考える知識と技術向上へのアプローチを加えた、コラボ研修会として企画したものです。 

1部は西部会員の杉山千樹さん、仲佐高宏さんより、介護老人保健施設さかい幸朋苑、社会福祉協議会 よなご暮らしサポートセンターといったそれぞれの所属組織における社会福祉士の役割や活動について、日々のお二人の活動の様子や、関連する各分野の最新の制度等の動向も交えお話しいたただきました。第2部は米子市内で在宅医療を専門とする、よだか診療所 院長 前角衣美 先生をお迎えしました。前角先生からは、在宅医療、ACP、多職種連携といった盛り沢山の内容を、実際の経験を交え分かりやすくお話しいただきました。お忙しいなかご講演いただきました講師の皆様、本当にありがとうございました。

もう一つの新たな試みが、この研修会前日に制定された、当会の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染予防・感染防止対策ガイドライン」に基づいた対策を講じたことです。このガイドラインによって、集合研修会や会議をはじめ、オンラインホスト会場の感染予防策も標準化され、より効果的で実効性の高い対策が可能となっています。研修会当日は「研修会場等チェックシート」、「参加者セルフチェックシート」も活用しながらその対策に取り組みました。

世界中が新型コロナウイルス感染症の収束を目指し行動するなか、感染対策と事業活動活性化の両立を図っていくことが重要であることは間違いありません。この度の研修会でも「研修会後の懇親会で今日の話題を語り合えるといいね」といった声もあり、早くそんな日が戻ればと願いつつ、私たちにできることを続けていきたいと思います。