2025年度 第1回 鳥取県社会福祉士会西部地区研修会 開催報告【開催日:2025年8月23日(土)】
去る2025年8月23日(土)、米子コンベンションセンターBiGSHiPにて「2025年度 第1回 鳥取県社会福祉士会西部地区研修会」を開催いたしました。
当日は、西部地区の会員のみならず、東部・中部地区からも多くの皆様にご参加いただき、盛会裏に終了することができました。ご参加いただいた皆様、そしてご多忙の中ご登壇いただきました伊木隆司米子市長、橋本圭司先生、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
【第1部 講演会】
第1部の講演では、まず錦海リハビリテーション病院の橋本圭司先生より「高次脳機能障害~子どもから高齢者まで~」と題し、豊富な臨床経験と研究成果に基づいた大変示唆に富むご講演をいただきました。 続いて、伊木隆司米子市長より「これからの米子市の福祉政策」について、市の目指す方向性やビジョン、持続可能な地域社会の実現に向けた重点政策を具体的にお話しいただき、私たち社会福祉士が地域の政策動向を理解する上で、大変貴重な機会となりました。
【第2部 対談・フロアディスカッション】
第2部では、伊木市長と橋本先生による対談が行われました。木村美紀氏(西部地区研修会世話人)、善波吉人氏(元本会副会長)のコーディネートのもと、両講師の専門的知見が交差する、熱意あふれる議論が展開されました。
特に、テーマとなった研修の主題である高次脳機能障害への支援にとどまらず、そこから繋がる「米子市の魅力」や「これからの街創り」といった壮大なテーマにまで及び、会場は大いに盛り上がりました。異なる立場のお二人が織りなす未来志向の対話は、私たち社会福祉士に多くの学びとインスピレーションを与えるものであり、参加者一体となって学びを深める有意義な時間となりました。
本研修会で得られた新たな知識や多角的な視点を、会員一人ひとりが日々の実践に活かし、鳥取県の地域福祉の更なる向上に繋げていけるものと確信しております。
今後も鳥取県社会福祉士会では、会員の皆様の資質向上に繋がる研修会を企画してまいります。引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
主催:一般社団法人鳥取県社会福祉士会
企画:鳥取県西部地区研修会2025・2026年度 世話人
(ラフデッサン 木村美紀・錦海リハビリテーション病院 花本知栄)